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2017年2月9日木曜日

芝生の感触

Jリーグの初代チェアマン川淵三郎氏はサッカー普及のため全国の学校をまわり、
運動場にはできるだけ芝を植えてほしいと訴えた。

たしかに芝の感触というのは実に心地良い。

やわらかで、やさしい弾力があり、思わず体を動かしたくなる。
そんな芝もほっといておいては枯れてしまう。

心をこめて手入れすれば、その倍のやさしさで心地良さを与えてくれる。


芝の修復 ゴルフ場ではプレイヤーが芝から打てば、その時にクラブで刈り取った所に
砂をいれていく。目土という。
なぜ、目土をしなければならないか?もちろん芝の新芽が出てくるようにだ。
芝は横に張っていって育つ性質があるので、
新しく伸びた茎に土をかぶせて、そこから根を出させていく。
また、芝は地面にびっしり生えているので、どうしても酸素不足になりがち。
そのままほうっておくと枯れてしまう。
そこで目土を入れると、土の中の酸素を吸って新根が出てくるということだ。
さらに、ゴルフボールの落下でできたえくぼ(ディボット)を元にもどし、
芝の上からフォークでツンツンとつつくのも酸素を送るため。マナーは大事だ。

2017年2月6日月曜日

何のための宇宙

幸せな時間よ永遠に続いてくれ、とだれもが思う。
しかし、永遠というのはいったいどういうことなのか?

形や重さや色を持ったモノは永遠に残っていくとは考えにくい。
言葉みたいな記号もある意味モノだから残らないだろう。

では、霊魂はどうなのかとか話がスピリチュアルな方向へいきそうだ。

でも、スピリチュアルも情念も思想も、みんな人が造りあげたものだから
きっと跡形もなく消滅するにちがいない。

などど考えていくと、何のために宇宙ができて、
最終的に宇宙はどうなってしまうのかという素朴な疑問に行き着く。


宇宙の終わり 先日テレビで、宇宙の誕生と、その終末に関する番組があった。
137億年前に宇宙はビッグバンによって生まれたと言われている。
そして、数々の惑星や恒星が生まれたが、それは宇宙の物質である。
物質は全宇宙から見ると5%程度で、残りの25%がダークマター、
そして残り70%はダークエネルギーというものらしい。
ダークマターやダークエネルギーの説明は字数を要するのでやめる。
宇宙は誕生してから加速度的にひろがっている。
その行き着く果てに何があるのか?それは知りたいなと思う。
結論は3つ。縮んでつぶれる、全てが凍りついてしまう。
もしくは、全てが引き裂かれて宇宙が消滅する。宇宙にも終りがある。

2017年2月3日金曜日

パソコンやスマホを使ってメールのやりとりをするので、
紙に文字を書く機会が少ない。
そこで、今年はビジネスダイアリーをと思い、
年末にいただいたダイアリーを使っている。

以前、鹿児島県民手帳なるものを使ったことがあるが、あれはあれでいいのだが、
サイズが小さいので書ききれないところがある。

それに、手帳はあまり行儀よく使うのではなく、書いたページを破り取ったり、
なにか気に入ったチケットなどがあったら貼り付けるなど
自由自在に使ってこそ価値があるように思うのだが…


アジテーション 人々の気持ちをあおって、行動に駆り立てることをアジテーションという。
学生運動がさかんだった1960~1970年代は、
集会などで拡声器(ハンドマイクではない)をガシとつかんで、
「われわれは~」という独特の口調でアジ演説をする人がいた。
人前で演説するだけではなく、自分の思いのたけを文章にして、
ビラにしたり、でっかい看板にして校庭に掲げてあった。
そのアジビラやアジ看板の文字を見ながら、なるほどなと思った。
「戦」という文字は左側が「占」で右側が「戈」、
「国」は「口」のまん中に「、」という具合に極めて簡略化してあるのだ。
文字情報をわかりやすく伝えるには画数を少なく!基本中の基本である。

2017年1月31日火曜日

根性が足りない

年末年始にかけて、今年は自分のビジネスをなんとかしようと
あれこれ再生計画とか新規計画を立てたが、思うように進んでいない。

甘い!すべてに甘すぎるのである。

いかん、いかんと思いつつ1月が終わろうとしている。

立てた計画を必ず実行する。それさえできないのでは、どうにも打つ手がない。



強気であれ! 会社のトップに立つ人や部課のリーダーに求められるものは何か?
以前は営業部長といった肩書の人は部下を徹底的にスパルタ式で鍛え、
鬼と呼ばれるほど厳しい人が多かった。
今は叱るより褒める、対立よりも協調、ゲンコツをピースサインに変えて
仏の部長となっている方が多いのではないだろうか。
かつて名門早稲田大学ラグビー部キャプテンとして活躍した宿澤広朗氏は、
住友銀行市場営業第二部部長として辣腕をふるった。
「勝つことのみが善である」と口癖のように言い、根っからの負けず嫌いで
仕事上のピンチは何度もふりかかったが、必ず数字を出し続けた。
仕事場でもグランドでも、リスクをとれる強気な人間であった。
ビジネス

2017年1月26日木曜日

どっこらしょ

歳を重ねると、腰を下ろすとか、荷物を持つときに「どっこらしょ」と、
気合いなのかわからないが声を上げる。

どっこらしょと言ったからといって、荷物が軽くなるわけはないが、
気持ちがすこし軽くなる。

この「どっこらしょ」は下記の話のタネに出てくる六根清浄が語源だそうだ。
清めるためのかけ声なら、何度でも唱えたいものだ。



「六」にまつわるもの 一週間は7日あり、虹は7色、世界には7つの大陸と7つの海がある。
ラッキー7のように、「7」というと数字は、どこか縁起がいいような…
しかし、7の前の「6」という数字も日本の文化の中では結構浸透している。
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚・知覚の六つの感覚があり、
この六つを清めるのが、仏教でいうところの六根清浄である。
地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天道を六道といい、
六つの道の救済者として六地蔵が出てくる。
大安・友引・先勝・先負・仏滅・赤口を六曜といい葬祭の日取りにも関係する。
歌を詠むのが上手だった人は六歌仙、真田の家紋で有名な六文銭。
1分は60秒であり、人生も60年で生まれた干支へとにもどっていく。

2017年1月20日金曜日

動物園の始まり

世の中には、いろんなものを集めたがるコレクターがいる。
人間とは異なる動物たちをコレクションしたいという人は昔からいたと想像される。

植物と違い動物は動くし、吠えるし、時には人に危害を加えるから、
檻や柵をこしらえたり、食事などを補給してあげなければならない。

動物とってみれば、居場所も食も確保でき安全な場所なので居心地はいいのだろうが、
野生の本能は日々薄くなっていくのではないだろうか。




最古の動物園 たまに動物園に行くと、知らない動物に出会ったりなかなか楽しい時間がもてる。
ところで、いったい誰が動物園なんてのを考えたのだろうと調べたら、
世界で最も古いのは、オーストリアのシェーンブルン宮殿内の動物園だ。
動物園はマリア・テレジアの夫フランツ1世の命で1752年に宮殿内に開設された。
メナジェリー(小動物園)を建設したのはジャン・ニコラ・ジャド・ド・ヴィル=イッセイ。
動物園の中央にはカフェレストラン、カイザーパヴィロンがあり、
この建物はかつて、皇帝夫妻が動物たちを眺めながら朝食をとっていたとか。
現在のメナジェリーの施設や展示スタイルは新しく随所に工夫が凝らしてある。
すごいのは、動物を至近距離から見ることができ、迫力満点の臨場感だ。
また、園内に熱帯雨林のジャングルを作り、その中で動物たちがうごめく。

2017年1月17日火曜日

マラソンと人生

アラン=シリトーの『長距離走者の孤独』という本を、遠い昔に読んだ。詳しい筋は忘れたが、ずっと先頭で走ってきた少年が、まちがいなく1位でゴールと思いきや、寸前で走るのを中止するという物語だったような天…。

マラソンはよく人生に例えられる。山あり、谷あり、かけひきあり。
どちらも、なかんか思い通りにはいかない。




アベベのように ずいぶん古い話になるが、ローマオリンピックに続く東京オリンピックの
マラソン競技で2連覇を果たしたエチオピアの英雄アベベ・ビキラ。
ローマオリンピックの時は直前に靴が壊れてしまい
自分に合う靴が無かったという理由で素足でオリンピックに出場した。
レース半ばで先頭に立ち当時の世界最高記録の2時間15分16秒で優勝する。
アベベのレース運びを見てみると、決して団子状態で競り合わない。
集団と少し離れて先頭に立ち、その差を広げながら勝利することが多い。
元経団連会長で清貧を通した土光敏夫氏は「アベベのようであれ」と言った。
人より常に一定の距離をおいて走ればムヤミな競争を避けることができる。
東京オリンピックが開かれた1964年、土光氏は石川島播磨重工業会長だった。

2017年1月12日木曜日

人を輝かせる

CS=顧客満足度という言葉は、今でもマーケティングの世界では
決め手となる言葉として生きている。

価格によって得られる満足もあれば、価値によって得られる満足もある。
そのあたりは、商品やサービスを提供する側としては大いに悩ましい。

マーケティングの本を読んでみても、机上の論であって実際と異なることもしばしば。

人を輝かせるって、いったいどういうことなんだろう?



輝かせるもの 外側だけ飾ってみても内面を磨かないことには意味がありません。
人は見かけが大事だから、まずは服装とか化粧に金と時間をかけよう。
などといろんな意見があり、どちらを選べばいいか迷ってしまいます。
ある女性マーケターの著書の中に、
(お客様には、いただいたお金以上の価値を与えないといけません)
というフレーズが何回となく出てきました。
しかも、真珠に例えるならば、価値とは貝の中に入れる異物のことです、
というふうにおっしゃっています。
であるならば、異物(価値)が大きければ満足度も高くなるとなります。
そうではなく、中の異物もちゃんと磨かないとお客様の心は輝きません。

2017年1月10日火曜日

なんとか公開

西暦200年から10年間ほど「十行一話」~話のタネ~というスピーチネタを提供するサイトを
運営していました。

10年ほど続いたものの、個人的な理由で閉鎖せざるを得なくなりました。

1日おきの更新で、スピーチネタはメルマガでも無料配送し、読者も最盛期は4000~5000人ほど
いらっしゃって、そのまま続けておけばと残念な思いもあります。


閉鎖から6年ほどたって、再びやってみようという気になり再開しました。

更新頻度は、どうなるかわかりませんが…

とりあえず、復活第1号をお届けします。

なお、姉妹ブログ「地方ウオッチング」同様、ご愛読いただければ幸いです。



三つ編み 女の子が三つ編みにして元気に走りまわる姿はかわいらしい。
子育てをとうに終えた母親が、遠い昔をふりかえりながら話し始めた。
ご主人は学校の先生で、子どもが小さい頃は専業主婦で家事をこなした。
成長するに連れて、娘は学校へ行ったり友だちと遊ぶ時間が増えた。
一人っ子だったので、できるだけ娘のそばにいてやりたかった。
そこで母親は、ショートカットだった娘の髪を長くなるまで待った。
髪が長くなると、母親は娘の後に座って髪を三つ編みに結ってあげた。
三つ編みにするには、そこそこ時間がかかるので、
その間、学校やお友達のことなど娘が語る言葉に耳を傾けた。
三つ編みの時間は、母と子にとって貴重なお話の時間となっていった。

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